常設のラックでも、移動用で毎回のように組み替えをするラックでも、音響機材の設置に於いて、ラックの存在は欠かせません。中規模PAメインで多摩地区を中心に音響機材レンタルをやっていますけど、この写真ぐらいの12U前後のキャスター付きラックって、むちゃくちゃ重宝します。
今回のオーダーは、メインスピーカーにYAMAHA 215クラスを2セット+802 IIを2発ずつ、モニタ系に802を6発というオーダー。5日間で80バンドも出演する、首都大学東京(旧・東京都立大学)の世界民謡研究会の追いコンライブです。
設営時間の短縮のために、アンプ類やエフェクターなどの補機類は予めラックに組んでおき、もちろん裏の配線もできるところまでやっておきます。
自分が全てこなす現場であれば別ですが、レンタル先のスタッフが組み替える可能性もあるので、ケーブルにもカラーバリエーションを持たせています。
キャノンケーブルに関しては様々な長さのケーブルを用意しているので、最適な長さのケーブルを用意できるものの、いつも不満に思っていたのが電源ケーブル。
メーカー純正のケーブルは2m〜3mの長さで、しかも非常に太い。電源ケーブルたるもの、太い方が良いのですけど、ここまで太い必要はありません。上記の写真の左側に、ぐるぐる巻かれて格納していたので、邪魔だし、見た目が悪いし、ぐるぐる巻かれた電線はコイルとなり、要らぬノイズの原因にもなりかねません。
というわけで、太すぎない短い電源ケーブルを作りました。秋葉原で馴染みの門田無線さんの通販でパーツを購入。作業時間は30分ほど。
ほら、とてもスッキリしました。あと数本用意しておけば、ラックを組み替えた際にも対応できますね。できればアンプ用の太めのケーブルも、もう少し短くしたいものです。
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