Born in the U.S.A.とSarah Vaughan

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    Born In the U.S.A.の歌詞の内容に関して、大きな誤解があると言うまとめがオイラの中で話題沸騰中です。
    http://togetter.com/li/823539

    日本人の英語感覚なんてそんなもんでしょ。
    この曲に関しては、アメリカ人でも同じ事を思うんだから。
    キャッチーなフレーズの曲が持つ宿命だと思う。

    オイラは英語に堪能と言う訳ではないので、英語で会話するなんてほとんど無理です。
    まあ、挨拶程度で、平易な言葉を選んで会話してくれれば何とかなるぐらい。

    1989年、横浜博覧会にて開催されたサラ・ヴォーンのコンサートを観に行った時の話をします。バックはカウント・ベイシー・オーケストラという豪華メンバーで、しかも、無料、だたし、全席自由。

    ちょっとだけ早く並びに行ったら、なんと4番目で、先に並んでいた周りの人と仲良くなり、最前列のど真ん中を陣取ったわけ。

    暑い季節だと言うのに、コンサートホールには空調設備なしで、我々も汗だく。ステージの上のサラも、日本の暑さは相当辛かった模様で、汗だくのステージでした。御歳65歳。そりゃ辛い。

    曲間のMCで「全く暑いわねえ。なんでこんな暑いところであたしゃ歌わなきゃならないの?」なんてジョークを飛ばしていたんだけど、声を上げて笑ってるのは我々数人だけ。ちなみに同行者は英語ペらペら。知り合った方々も英語にはかなり堪能な模様。オイラもサラの英語ぐらいなら、大体理解できた。かなり早口だったけど。。。会場は疎らな拍手と、内容を理解できない返事ばかり。半ば嫌味を伴ったサラのジョークに「いえい!」とか。。。恥ずかしくなったもの。

    ピアノの上には、何故かティッシュの箱が置いてあったのね。何で???と思っていたけど、謎はすぐに氷解。サラが1曲歌うごとに大量のティッシュで汗を拭くのだw あっと言う間に、ピアノの上にはティッシュの山ww

    途中、サラはMCで「ねえ、暑過ぎるわ。もう、コンサートをやめてもいい?」という事を言ったのね。もちろんジョークなんだろうけどさ。そしたら、会場からは拍手が起きちゃって。。。「本当に終わって良いの?」って。会場は「いえ〜〜〜〜〜〜」って、日本人はアホか。。。会場ど真ん中の前の方の我々だけが「やめないで〜」「暑いけど、もっと聴きたい!!」などと可能な限り大きな声で叫んだ。もちろん、英語ね。

    ほどなくしてサラがピアノの横に置いてあるパイプ椅子に座ってこう言った。「暑くて死しそうよ。疲れたから椅子に座って歌ってもいい?」会場はシーン。。。オイラたちが声を掛ける。「OK!」「あなたの楽な体制で歌ってくれればいいよ!!」「暑くてごめんね!!」サラはニッコリと我々に微笑んで、「ありがとう。そうするわ」と言って曲を続けました。そこからサラは、我々数人のためだけに歌って語ってくれていた様な気がしました。何度も何度も目が合いましたもんね。

    あの翌年、サラ・ヴォーンは肺がんでこの世を去るんだけど、彼女に取って、少しは良い思い出になっていたら良いなあ。

    今考えれば、翌日の昭和女子大でのコンサートも無理矢理行けば良かった。。。

    サラ・ヴォーンって誰?と言う方は、Eight Classic Albumsがおススメ。

    Bruce Springsteenが歌うBorn in the U.S.A.を知らないって人はいないよね?

    JUGEMテーマ:No Music, No Life

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